eve autonomy
ロジコネット株式会社

製造業

ロジコネット株式会社

高難度な危険物工場でも安心、安全、省人化を実現する自動搬送

ロジコネット様のご紹介

ロジコネット株式会社様(以下、ロジコネット)は、東洋インキ製造株式会社(現:artience株式会社)とサカタインクス株式会社の物流子会社が対等合併により設立された運送取扱・業務委託事業者です。化学品をはじめとする物流領域において、安全かつ効率的なソリューションを提供しており、危険物の取り扱いに関する豊富な知見と、現場に寄り添った技術提案力を強みとしています。
本件におけるeve autoの導入にあたっては、artienceグル-プ東洋インキ埼玉製造所への導入検討から実装、運用支援に至るまで、ロジコネット埼玉事業所と製造所メンバ-が協力して安全性と現場適合性の両立を実現しました。

eve auto導入前の課題

当社では、長らく新しい設備の導入が進まず、紙ベースでの業務も多く残っている状況にありました。そうした中、社内で掲げる「未来化」「スマートファクトリー化」といったビジョンを実現すべく、DX推進の一環として物流工程の自動化を模索されていました。また、製造所構内では、取り扱う製品の品種が非常に多く、フォークリフト運転者の確保も年々困難になるなど、人材面での課題が顕在化していました。構内には危険物工場を含むエリアも存在し、安全面からも自動化・省人化の必要性の推進が求められていました。

eve auto導入の決め手

2020年の展示会でeve autoの存在を知っていただいたことを契機に、情報収集が進みました。当初はカタログによる検討にとどまっていましたが、2022年にeve autoがサブスクリプション型サービスの提供を開始したことで、導入のハードルが大きく下がり、本格的な比較検討が始まりました。

1.高い屋外対応性能と安全性

他社製品との比較の中で、eve autoの群を抜いた屋外対応性能と高い安全性が特に評価されました。危険物工場という特殊環境での利用において、安全性は最優先の課題であり、車両が物にぶつかることで生じる火災リスクを考慮した上でもeve autoの性能なら問題ないと判断され、導入の決め手となりました。 

2.導入のしやすさ

誘導線を必要としない構造であることや、サブスクリプション型サービスによる導入の手軽さも、選定の重要な理由となりました。

eve auto導入による効果

1.省人化への貢献

従来は人手で行われていた作業の一部をeve autoで自動化することで、会社全体で取り組む省人化の実現に向けた第一歩として貢献しています。荷役の部分では完全な無人化にはまだ至っていないものの、将来的な人員削減に向けた足がかりとなっています。 

   

2.現場の意識変化と波及効果

eve autoの運用実績を通じて、現場の方々の自動化に対する理解や意欲が着実に高まりつつあります。また、他部署や他拠点からも導入に関する相談が寄せられるなど、社内全体への波及効果が見られており、今後のさらなる展開が期待されています。

今後の展開

今後は、可搬重量の拡大や台車性能の向上、さらに自動荷役の実現を重点課題と位置付け、さらなる効率化と利用率の拡大を図ってまいりたいと考えております。
また、防爆倉庫という最も厳しい環境下での運用実績を踏まえ、同様の環境を有する他拠点への横展開を目指すとともに、eve autonomyと連携した「危険物工場向け搬送ソリューション」の共創にも大きな期待が寄せられております。

資料
ダウンロード

お問い合わせ