eve autonomy
フォージテックカワベ 株式会社

製造業

フォージテックカワベ 株式会社

eve auto の導入で、その他の作業時間にゆとりができるように

フォージテックカワベ様のご紹介

 フォージテックカワベ株式会社様は、茨城県東茨城郡城里町にある約18,000坪の敷地に、熱間鍛造、冷間鍛造、機械加工、熱処理の各工場を有しております。生産している拠点から出荷するために保管している倉庫まで商品を移す輸送が不要の一貫生産ラインを構築し、品質とコストが安定した製品をお客様にご提供し続けるために、最新設備の導入や作業効率の改善を積極的に行われています。

eve auto導入前の課題

 もともとは工場が一つであったところ、会社の成長に連れ建屋が徐々に増えていき、それに比例し、建屋間での物の移動・搬送にかかる工数が増加。

 また、朝を中心とした運用において、敷地内の最も奥に位置する建屋に定刻までに製品を届けなければならないといった時間制限があり、その優先対応を取ることで、他業務に充てる時間が圧迫される状況が生じていました。 工場拡大とともに物の移動を自動化したいという思いと、業界全体にも打撃が生じている人手不足と採用難の状況に対する経営面の危機感、さらに前述で述べた建屋の増設や頻繁に見直しがされる変動的な運用の課題をお持ちでした。

eve auto導入の決め手

 前述で述べた、労働力不足や小人化の課題に対し、ガイドレスで屋外搬送を自動化・無人化できるeve auto サービスがそれらをクリアにしてくれる、かつ、屋外搬送に関してこれらの条件が叶うものがeve autoのみであることが大きな決め手となり、ご導入いただきました。

eve auto導入による効果

<生産管理グループのリーダー、サブリーダー、eve auto運用ご担当者様の声>
 午前中の時間制限のある搬送作業をeve auto の車両が担ってくれるので、その他の作業時間にゆとりができるようになりました。同じルートを黙々と淡々と走ってくれるので純粋に助かっています。また、敷地内で稀にある工事も、eve autoであればFMS上でルート変更するだけで翌日も問題なく搬送できるので便利です。さらに、「eve auto の車両が走る」という意識が現場では浸透しており、走行ルートに物置かないなど、環境整備の意識がより一層高まるようになりました。

今後の展開

 現在台車に屋根がないので、雨の日は運用していませんが、新たに屋根をつけて、更に稼働率を上げることを検討されています。また、現在は一人のご担当者がeve autoの運用に就いてくださっていますが、eve autoの講習会などを行い、他の部署の方も使えるようにすることで、走行させるルートの拡大も計画されていました。  さらに、工場内の作業音が非常に大きいため、稀に車両の到着に気づかずしばらく時間が経ってしまうことがあり、この点も、パトランプを点灯させて到着を知らせる等の対策は検討されております。設備連携を使用することでさらに作業効率と稼働率を向上していきたいとのことです。

ルート情報(代表例)

台車情報

‐花岡車輌製牽引トレーラー
台車は平台車で、重量物を搬送できるものとなっています。台車のタイヤもしっかりしていて、振動も少なく動きもスムーズです。雨除けカバーを製作し、今後は雨天時も製品を搬送できるように準備中です。

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