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【eve autonomy イベントレポート】2023 国際ロボット展で初の動展示!ヤマハ発動機との本格コラボにより4,000人以上の観客を動員

労働不足、2024年問題の一つの対策として 屋内から屋外の一気通貫自動化を動展示で提案 


 株式会社eve autonomy(イブ・オートノミー、静岡県袋井市、代表取締役:星野 亮介、以下「eve autonomy」)は、2023年11月29 日(水)から12月2日(土)まで、東京ビッグサイトで開催された世界最大級のロボット・トレードショー「2023 国際ロボット展(iREX2023)」のヤマハ発動機ブース内にて出展しました。

 当日は、「運ぶ」の未来図として“μ to km”(ミクロンからキロメートルまで)のテーマのもと、屋内から屋外の搬送まで自動化できることを、自動搬送車両「eve auto®」(イブ・オート)とヤマハ発動機の開発する工場内自動搬送ロボットと連携した実機による搬送デモンストレーションをブースにご来場いただいた4,000人以上の方に披露しました。本レポートでは各コンテンツの見どころと反響を公開します。

「eve auto®」サービス:https://tinyurl.com/389uk36d

2023 国際ロボット展での展⽰ブーステーマ“μ to km” (ミクロンからキロメートルまで)
ヤマハ発動機ブース設営風景
リアル会場にて星野CEOと車両

イベント開催概要

【リアル会場】
展示会:2023 国際ロボット展(iREX2023)
会 場:東京ビックサイト
会 期:2023年11月29日(水)~12月2日(土)
ブース:東4ホールE4-18 ヤマハ発動機ブース

【オンライン会場】
会 場:iREX ONLINE
会 期:2023年11月22日(水)~12月15日(金)

【ウェビナー開催概要】
開催時刻:2023年11月27日(月) 14:30〜15:10
タイトル:屋内外対応自動運転サービス「eve auto」のご紹介
配信形式:Zoom

イベントの見どころと反響

1.ヤマハ発動機と本格コラボし、常時賑わいを見せたデモショー

今回のリアル展示会場では、eve autonomyとして2つの『初』が実現しました。1つはeve autoの動的展示が初めて行われたこと、もう一つはヤマハ発動機の製品と本格的なコラボレーションで展示が企画されたことです。1年をかけて企画とテストを行ってきたこの実機連携は、計20回行われ、屋内から屋外へのスムーズな搬送連携のデモンストレーションを多くの観覧者向けに行うことができました。

 今回の動展示の目的としては、ヤマハ発動機の強みである「運ぶ」に対して、屋内から屋外を一気通貫で自動搬送サービス提供ができることを実証することでした。 デモンストレーションは、eve autoが屋外から屋内に荷物を搬送し、屋内AGVと7軸ロボットアームが組み合わさった協働ロボットが間を繋ぎ、ミクロン単位の精度で操作できるリニアコンベアへ受け渡すといった内容です。昨今の労働不足に加え、2024年問題が待ち受けているこの時代に対しても、一つの解決策を表現できたショーだと実感しています。社名、サービスの認知度がまだまだ高くないeve autonomyですが、会場では多くの方にお声掛けいただき、「初めてサービスを知った」「もっと詳しい話を聞きたい」「私達もこのような問題を抱えているので解決したい」といった反響を得られました。

デモンストレーションの観覧状況
デモ終了後も賑わうブース

 動展示に続いて1日2回行われたeve autonomyの社員の登壇もあり、サービスを多くの方に知ってもらう良い機会となりました。

「eve autonomy」と「eve auto」を語る
マーケティングマネージャー 龍
当日注目を集めた「今日から自動化!」Tシャツ

2. 200名以上の視聴者を集めたウェビナー

 オフラインの展示会が開催される前の11月27日に開催された、eve autoのサービスを紹介するウェビナー。プレスリリース一つで当日は200名以上の参加者にご視聴いただき、多くの方に情報をお届けできました。スピーカーは弊社マーケティングマネージャーの龍が務め、40分間で会社とサービスの紹介、導入事例についてお話させていただきました。

 講演内では、以下のような内容を分かりやすく説明をいたしました。
・eve autonomyの企業としての成立ち
・eve autoが屋外エリアをカバーする数少ないソリューションであること
・eve autoサービスの内容
・導入事例
・パートナーシップ強化

ウェビナーで使用された資料はこちらから取得が可能です。
<登壇資料>
PDF:「eve auto」で工場や物流施設の搬送を無人化!


3. リアル会場にて放映された、技術目線で eve auto を語る動画「THE GAME CHANGER」

 リアル会場にて、屋内外自動搬送EV「eve auto」開発者、有馬央貴が語るドキュメンタリームービー「THE GAME CHANGER」が大型ビジョンで繰り返し放映されました。当日ブースに来場してくださった方はもちろん、近くを通りかかるお客様にも一度足を止めて見ていただけるものとなりました。

 本動画は、エンジニア目線で車両への想いを詰め込んだ、初めての社内メンバーから発信される動画です。実際に自分の手から生み出された製品だからこそ、細部に渡る熱い想いとストーリーは、eve autoのサービスに深みを持たせてくれる物であり、弊社としても是非一度は目にしていただきたい内容となっております。

お客様の声と今回のイベントを通して 

 前述の通り、多くの方がeve autonomyを認知されていなかった中で、今回の「2023 国際ロボット展」に参加し、以下のようなお声を多くいただくことができました。

「ヤマハ発動機の製品の一つだと思った、ティアフォーとの合弁会社だと初めて知った」
「本当に無人で走行することができるんだとショーや事例動画を見て実感した」
「屋外で働く従業員を救ってあげられる一つの手段だと思った」
「これまで屋内AGVはいろいろあったが、屋外搬送を自動化する方法がなかなかなかったので、こういうサービスは非常に興味深い」
「サブスクなら導入のハードルが下がって、試しやすい」
「工事やレイアウト変更で日々搬送経路が変わるから、ルート変更や修正が簡単なのは良い」

 今回のイベントはヤマハ発動機が1年間を企画と準備に費やしたほどの大規模なものであり、eve autonomyとしても初めての動展示を行うことから、準備に準備を重ねて挑んだ会でもありました。その中で、eve autoは導線が不要でマップデータの登録と自動運転の設定のみで対応ができるため、たった1日で動展示の準備はできてしまいました。また、狭いステージの中でも数センチレベルの停止精度を実現ができ、それらは製品の特徴であり、イベントを準備する私達にも有益でありました。

 結果として、今年最も多くの方にeve autoのサービスを知っていただいた良い機会になった、成功した展示会だと感じています。

 その反面、eve autonomyの認識がされていないだけではなく、「屋外で行われる搬送の無人化、自動化」自体を検討したことがあるか、自動運転技術を搭載した屋外搬送がサービス化されている事自体への認知の弱さがあるのではと痛感したところがありました。 eve autonomyは、「自動化の幕開け」を牽引していく立場として、より一層屋外の自動化の普及活動を強化していくことに尽力してまいります。

屋外⾃動搬送サービス「eve auto®」について

https://tinyurl.com/389uk36d

 eve autonomy は⼯場や物流施設向けに、主に屋外における事前の設備⼯事を必要とせずに⾃動搬送システムの導⼊を実現するソリューション「eve auto®」を提供しております。屋外環境においては、段差や坂道などの路⾯環境に加え、⾬や⽇照の天候条件など、屋内より厳しい環境での運⽤が求められます。 eve auto®は、⾼い信頼性により全国で活⽤されている EV カートと、⼀般公道においても活⽤される最先端の⾃動運転技術を活⽤し、⾬天や夜間でも⼯場等の敷地内屋外環境で⾃動運転レベル 4 での無⼈搬送運⽤を実現しているため、24 時間稼働が求められる施設での運⽤も可能です。

⾃動運転EV を活⽤した屋外対応の⾃動搬送ソリューション「eve auto®」

【主要スペック】

  • 製品名    : eve auto(イブ・オート) FG-01
  • 寸法/重量  : 全長2,275×全幅1,105×全高1,885(mm)/483kg
  • 最大牽引重量 : 1,500 kg
  • 最大積載重量 : 300kg
  • 駆動方式   : DCモーター/リチウムイオンバッテリー(スペア交換可能)
  • バッテリー  : リチウムイオンバッテリー(スペア交換可能)
  • 最大走行速度 : 手動運転時19km/h、自動運転時10km/h
  • 最大登坂性能 : 9.6度(17%)無負荷・手動運転時、 6.8度(12%)積載300kg・自動運転時
  • 安全機能   : レーザーセンサーによる障害物検出と停止、バンパーセンサー、
             緊急停止スイッチ
  • 自動運転機能 : 自動運転レベル4
             (自律移動、交差点横断・右左折、障害物検出による一時停止)
  • 主な管理機能 : FMS(フリートマネジメントシステム)
             PC、タブレットで利用可能なクラウドシステム
             走行ルート設定、停留所設定、ステータス監視、走行開始・停止制御
  • 設備連携機能 : eve auto connectによる自動シャッター連携、信号機連携、
             パトランプ連携 等

eve auto製品・サービスページ:https://tinyurl.com/389uk36d
導⼊事例紹介ページ:https://tinyurl.com/5n6vujej

本件に関するお問い合わせ

株式会社eve autonomy 事業開発部
TEL:0538-37-9304/Mail:mk@eveautonomy.com
Web:https://tinyurl.com/5hf8mjkn (HPの問合せページ)

株式会社eve autonomy

本社:静岡県袋井市久能3001-10  
代表取締役社長:星野 亮介
HP:https://eveautonomy.com/

 eve autonomyは、「今日から自動化」をスローガンに、工場や物流施設の主に敷地内での屋外搬送業務を、自動運転技術の活用により無人搬送を実現するサービス「eve auto®」を提供するソリューションプロバイダーです。ヤマハ発動機株式会社と株式会社ティアフォーの技術力を結集し、世界最先端の自動運転技術と長年グローバルで培ってきた品質と信頼を基に、社会課題解決に取り組み、世の中の変化に求められるワークスタイルの実現に貢献してまいります。

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