【動画で学べる!】「現場で使われない」を打破!物流DXの成功を左右する3つのポイントとeve autoが描く未来
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物流現場の皆様、日々このような課題に直面していませんか?
EC利用の急増による小口配送の増加や、扱う商品の種類の複雑化、トラックの積載効率の低迷。さらには、ドライバー不足や長時間労働の深刻化、燃料費の高騰といった経営を圧迫する要因に加え、いまだに残る紙の帳票や属人化した業務など、山積する課題に多くの企業が向き合っています。

こうした課題解決の切り札として、多くの企業が物流DXに期待を寄せています。AMR(自立走行搬送ロボット)の導入、WMS(倉庫管理システム)による在庫管理の効率化、RPA(ロボティックプロセスオートメーション)による定型業務の自動化など、最新技術への投資も活発に行われています。
しかし、残念ながら、せっかく導入した技術がPoC(実証実験)の段階で止まってしまい、現場で本格的に活用されないケースが後を絶ちません。「技術はあるのに現場で活用されない」――このギャップは一体なぜ生まれてしまうのでしょうか。
物流DX成功の鍵は「現場で継続的に使われること」
物流DXで本当に大切なのは、ただ最新技術を導入することではありません。最も重要なのは、導入した技術が現場に定着し、日々の業務の中で継続的に価値を生み出し続けること。これこそが、DXの本質であると私たちは考えます。
そのためには、ロボットやシステムといった「技術」と、実際に現場で働く「人」を、いかに効果的につなぎ、連携させるかが鍵を握ります。個々の技術導入を「点」として捉えるだけでなく、それらがどのように連携するかという「線」、さらには工場全体の運営システムの中でどのように機能するかという「面」で考える、「点・線・面」の視点が極めて重要となります。
eve autoが描く「つながる物流オペレーション」の未来
私たちは、この「つながる仕組み」こそが物流DXを成功に導くための最も重要な要素であると考えています。

例えば、屋外搬送に特化した自動運転車両「eve auto」のような個々の搬送技術の導入に留まりません。私たちは、これらを連携させるシステム、そして全体を統合管理する基盤まで含めた、トータルなソリューションを提供しています。これにより、現場のリアルな動きや、そこで働く皆様の状況を深く理解し、技術と人を最適に組み合わせることで、物流全体のオペレーションをデザインすることが可能になります。
特にご注目いただきたいのが、自動搬送システムと工場内の自動ドア、エレベーター、生産ラインといった既存設備との連携における長年の課題を解決する、当社の画期的な構想です。
従来、設備ごとに個別のプログラム開発が必要であった連携を、標準化された接続インターフェースを用いることで実現します。
まるでレゴブロックを組み立てるかのように、工場内の様々な設備や、MES(製造実行システム)、WMS(倉庫管理システム)といった上位システムとも、柔軟かつ容易に接続できる仕組みを目指しています。
このような統合管理システムがハブとなり、ロボットの動きや経路の切り替えはもちろん、荷物のピックアップ・ドロップオフのタイミング、さらには作業員の皆様の作業完了信号まで含めて、物流ライン全体の状況をリアルタイムで統合管理できるようになります。これは単に自動搬送を導入するだけでなく、物流オペレーション全体を根本から設計し直し、新たな価値を生み出すという、より大きな変革につながる発想に基づいています。
物流DXは、部分的な最適化だけでは、その真価を発揮しません。搬送車両、工場設備、そしてそこで働く人が本当に一体となって動く。そのための強固な基盤となるのが、この「つながる仕組み」なのです。

動画でさらに深く!物流DXを「成果」に変える3つの重要ポイント
本コラムでご紹介した内容は、下記の動画でより具体的に、そして分かりやすく解説しております。 この動画では、物流DXを「絵に描いた餅」にせず、現場に根付かせ、確かな成果へとつなげるために特に重要となる3つのポイントを深掘りします。
1.経営層と現場が一体となって取り組むこと
2.DX推進に必要なスキルを持つ人材の確保と育成
3.計画性を持った段階的な推進
ぜひご視聴いただき、貴社の物流DX推進、そして未来の現場を創造する一助となれば幸いです。
【動画】物流DXの歩き方 2025年版
※動画内に登場する「eve auto smith」「eve auto FMS neo」「eve auto connect neo」は、説明の便宜上用いた名称であり、実在する商品ではありません。