eve autonomy

eve autonomy、事業基盤の拡大計画へ静岡銀行と日本政策金融公庫からの協調融資による資金調達

~15億円の融資枠により工場や物流に加え新たな市場の開拓、そして2030年1000台稼働へ~

 株式会社eve autonomy(イヴ・オートノミー、静岡県磐田市、代表取締役CEO:星野 亮介、以下eve autonomy)は、『屋外搬送、今日から自動化』をテーマに、工場や物流施設を中心に自動運連レベル4の無人搬送ソリューション「eve auto®」を提供および運用してまいりましたが、このたびさらなる事業拡大を目的とした資金調達として、静岡銀行(静岡県静岡市、頭取:八木稔)および日本政策金融公庫浜松支店(支店長:堀川有一)より、総額15億円の融資枠につき合意いたしました。

 eve autonomyが提供する無人搬送サービス「eve auto®」は2022年11月の正式サービス開始より3年目となり、より一層社会課題解決へのソリューションプロバイダーとして、事業の拡大を推進しております。
 今回の両金融機関からの融資は、本年4月にリリースを行ったヤマハ発動機株式会社、および共同出資企業であるティアフォー株式会社からのシリーズBエクステンションラウンドの資金調達※に加え、2030年に稼働台数1000台の達成を目指した車両の購入や製品開発、そして新たな国内および海外の市場開拓など、事業拡大を加速していくための資金調達となります。
 ※参考:eve autonomy、事業基盤の拡大のための資金調達を実行
     https://eveautonomy.com/news/2025/20250312/5075

 eve autonomyは、今後も「すべての『働く』に彩りを加え、人々がより豊かで楽しく、喜びに満ちた人生を歩むことができる社会を実現する」というビジョンのもと、産業領域における屋外無人搬送ソリューションのリーディングカンパニーとして、より一層、社会貢献性の高い企業への成長を目指してまいります。

自動搬送サービス「eve auto」

 eve autonomyは工場や物流施設向けに、主に屋外における事前の設備工事を必要とせずに自動搬送システムの導入を実現するソリューション「eve auto®」を提供しております。屋外環境においては、段差や坂道などの路面環境に加え、雨や日照の天候条件など屋内より厳しい環境での運用が求められます。eve auto®は、高い信頼性により全国で活用されているEVカートと、一般公道においても活用される最先端の自動運転技術を活用し、雨天や夜間でも工場等の敷地内屋外環境で自動運転レベル4での無人搬送運用を実現しているため、24時間稼働が求められる施設での運用も可能です。現在、全国約50拠点・80台以上が稼働しています。

【主要スペック】

  • 製品名    : eve auto(イヴ オート) FG-01
  • 寸法/重量  : 全長2,275×全幅1,105×全高1,885(mm)/483kg
  • 最大牽引重量 : 1,500 kg
  • 最大積載重量 : 300kg
  • 駆動方式   : DCモーター/リチウムイオンバッテリー(スペア交換可能)
  • バッテリー  : リチウムイオンバッテリー(スペア交換可能)
  • 最大走行速度 : 手動運転時19km/h、自動運転時10km/h
  • 最大登坂性能 : 9.6度(17%)無負荷・手動運転時、 6.8度(12%)積載300kg・自動運転時
  • 安全機能   : レーザーセンサーによる障害物検出と停止、バンパーセンサー、
             緊急停止スイッチ
  • 自動運転機能 : 自動運転レベル4
             (自律移動、交差点横断・右左折、障害物検出による一時停止)
  • 主な管理機能 : FMS(フリートマネジメントシステム)
             PC、タブレットで利用可能なクラウドシステム
             走行ルート設定、停留所設定、ステータス監視、走行開始・停止制御
  • 設備連携機能 : eve auto connectによる自動シャッター連携、信号機連携、
             パトランプ連携 等

eve auto製品・サービスページ:https://eveautonomy.com/service
導入事例紹介ページ:https://eveautonomy.com/casestudy

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