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【eve autonomy イベントレポート】 JR東海のイノベーション創出拠点「FUN+TECH LABO」開所式にeve autoの車両を展示

~まちづくり貢献のみでなく、子どもたちの未来にも彩りを~

株式会社eve autonomy(イブ・オートノミー、静岡県磐田市、代表取締役:星野 亮介、以下「eve autonomy」)は、2024年3月25日月曜日にオープンしたJR東海のイノベーション創出拠点「FUN+TECH LABO(ファンタステックラボ)」(相模原市緑区橋本2)の開所式に参加し、屋外対応型の無人搬送システムeve autoの車両をメディアと関係各所の方々向けに展示紹介を実施しました。

 相模原市では市内外の企業や研究機関等、様々な主体の交流を図り、企業誘致や起業支援、スタートアップ企業の創出・育成を推進することを目的とした「イノベーション創出促進拠点運営事業」をJR東海と連携して行っています。「FUN+TECH LABO(ファンタステックラボ)」には、『より良い未来を創りたい。そんな思いを持つ人々が集い、技術や知見(TECH)をかけ合わせて日々の生活のワクワク(FUN)につながるイノベーションを起こす。そんな場所にしたい』という思いが込められています。

 オフィス棟にはJAXA、大成建設、NEC、ヤマハ発動機、ティアフォーなどが入居し、宇宙探査や自動運転、移動やまちづくりをテーマに様々な取り組みを進めていきます。 このオフィス棟に入居するヤマハ発動機とティアフォーの合弁事業として生み出された「eve auto」を、今回の開所式にあたって展示させていただきました。

式典情報

「FUN+TECH LABO(ファンタステックラボ)」開所式
会 場:FUN+TECH LABO(ファンタステックラボ)
    神奈川県相模原市緑区橋本二丁目1番58号
会 期:2024年3月25日(月)

当日の様子

 当日は雨天にも関わらず、多くのメディア様が参加されていました。開所宣言を行うオープニングセレモニーでは、JR東海様からの開会の挨拶後、開所宣言とともにクラッカーが発射され、橋本からの新しいイノベーション発信の幕開けとなりました。

 オープニングセレモニー後は、各メディア関係者が会場内を周り、各社の取り組みに関してインタビューや撮影を行ったり、イベント会場棟、オフィス棟、屋外展示へとFUN+TECH LABO施設屋内外で活発にコミュニケーションが図られました。eve autoの車両は外で展示をさせて頂きましたが、屋外の環境でこそ最大限の能力を発揮する製品であるため、雨天での展示はまさに屋外利用を発信する環境となっていました。メディアの方にはeve autoの車両にもご注目いただき、「本当に無人で走るのか?」「どのような仕組みやメカニズムで?」という自動運転技術についてや、「これはEV(=バッテリーで走る)?」「ヤマハ発動機が作っているの?」「バイクだけじゃないんだ!」といった製品に関してなど、様々なご質問やコメントをいただいています。またその中でも特に導入実績については特に関心を持たれ、既に30拠点以上で40台以上の導入・稼働実績があることをご紹介し、記者の方からはもれなく驚きの声をいただきました。

オープニングセレモニーの様子
 ヤマハ発動機 新事業開発本部長 青田氏からのeve auto紹介の様子

 また、式典終了後、一般の方向けにも開放され、主にお子様連れの方が参加されていました。eve autoの車両は「無人」が売りのサービスではありますが、子どもたちはどうしても乗り物には乗りたいといった気持ちがあるのか、ハンドルを握りしめて乗車を楽しんでいました。

車両に乗ったお子様が楽しんでいる様子

まとめ

 JR東海が整備・運営し、神奈川県・相模原市との連携協力協定に基づき、最先端技術の知見を持つ有識者や団体、市民と共に、人々がワクワクするようなイノベーションの創出を促進する拠点として開所した「FUN+TECH LABO(ファンタステックラボ)」。

 eve autoのサービスは、普段では市民の方々とは直接的に関与するような事業ではありませんが、市民の方々の生活を支える1つの裏方役として、今日も物流倉庫や製造業の敷地内で稼働しています。いつか子どもたちにも「無人で働くクルマ」として新たなジャンルで認識されていけるように今後もより一層屋外の自動化の普及活動を強化していくことに尽力してまいります。

屋外⾃動搬送サービス「eve auto®」について

https://eveautonomy.com/

 eve autonomy は⼯場や物流施設向けに、主に屋外における事前の設備⼯事を必要とせずに⾃動搬送システムの導⼊を実現するソリューション「eve auto®」を提供しております。屋外環境においては、段差や坂道などの路⾯環境に加え、⾬や⽇照の天候条件など、屋内より厳しい環境での運⽤が求められます。 eve auto®は、⾼い信頼性により全国で活⽤されている EV カートと、⼀般公道においても活⽤される最先端の⾃動運転技術を活⽤し、⾬天や夜間でも⼯場等の敷地内屋外環境で⾃動運転レベル 4 での無⼈搬送運⽤を実現しているため、24 時間稼働が求められる施設での運⽤も可能です。

【eve auto自動運転車両の主要スペック】

  • 製品名    : eve auto(イブ・オート) FG-01
  • 寸法/重量  : 全長2,275×全幅1,105×全高1,885(mm)/483kg
  • 最大牽引重量 : 1,500 kg
  • 最大積載重量 : 300kg
  • 駆動方式   : DCモーター/リチウムイオンバッテリー(スペア交換可能)
  • バッテリー  : リチウムイオンバッテリー(スペア交換可能)
  • 最大走行速度 : 手動運転時19km/h、自動運転時10km/h
  • 最大登坂性能 : 9.6度(17%)無負荷・手動運転時、 6.8度(12%)積載300kg・自動運転時
  • 安全機能   : レーザーセンサーによる障害物検出と停止、バンパーセンサー、
             緊急停止スイッチ
  • 自動運転機能 : 自動運転レベル4
             (自律移動、交差点横断・右左折、障害物検出による一時停止)
  • 主な管理機能 : FMS(フリートマネジメントシステム)
             PC、タブレットで利用可能なクラウドシステム
             走行ルート設定、停留所設定、ステータス監視、走行開始・停止制御
  • 設備連携機能 : eve auto connectによる自動シャッター連携、信号機連携、
             パトランプ連携 等


eve auto製品・サービスページ:https://eveautonomy.com/service
導入事例紹介ページ:https://eveautonomy.com/casestudy

本件に関するお問い合わせ

株式会社eve autonomy 事業開発部
Mail:mk@eveautonomy.com
Web:https://eveautonomy.com/contact

株式会社eve autonomy

本社:静岡県磐田市大中瀬868番地1 
代表取締役社長:星野 亮介
HP:https://eveautonomy.com/

 eve autonomyは、「今日から自動化」をスローガンに、工場や物流施設の主に敷地内での屋外搬送業務を、自動運転技術の活用により無人搬送を実現するサービス「eve auto®」を提供するソリューションプロバイダーです。ヤマハ発動機株式会社と株式会社ティアフォーの技術力を結集し、世界最先端の自動運転技術と長年グローバルで培ってきた品質と信頼を基に、社会課題解決に取り組み、世の中の変化に求められるワークスタイルの実現に貢献してまいります。

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