ものづくりワールド 2025 アフターレポート
第37回 ものづくりワールド東京 出展レポート

ご来場いただきありがとうございました!
株式会社eve autonomyは、2025年7月9日(水)〜11日(金)の3日間、幕張メッセで開催された「第37回 ものづくりワールド 東京/第8回 工場設備・備品展」において、株式会社山善(以下「山善」)と共同でブースを出展いたしました。会期中は多くのお客様にお越しいただき、心より御礼申し上げます。

引用:https://www.manufacturing-world.jp/tokyo/ja-jp/previous/visitorcount.html
テーマは「人・技術・設備を繋ぐ」、搬送自動化の最前線を提案
本出展では、屋外対応無人搬送サービス「eve auto®」と、小型自律搬送ロボット「カチャカ プロ」の2機種を展示し、「人・技術・設備を繋ぐ、ものづくりの世界」をテーマに、多様化する製造現場・物流現場の自動化ニーズに応えるソリューションをご紹介しました。本レポートでは、出展ブースの見どころと反響をレポートいたします。
イベント概要と出展ブース

第37回 ものづくりワールド 東京
2025年7月9日(水)〜11日(金)10時〜17時
幕張メッセ 7〜8ホール(ブース:49-65)
主催:RX Japan株式会社



出展の見どころと反響
1. 屋外と屋内、用途に応じた2つの無人搬送ソリューションを一挙展示


ブースの中心では、屋外対応無人搬送サービス「eve auto®」と、屋内利用に特化した小型自律搬送ロボット「カチャカ プロ」(提供:山善)の2機種を展示。異なる搬送環境やニーズに応じた“棲み分け”と、“使い分け”を明確に提示することで、多くの来場者に具体的な導入イメージを持っていただくことができました。
「eve auto®」は、屋外の建屋間搬送を得意とするAMRの分野で、段差・坂道・雨天といった屋外特有の課題にも対応可能。既に全国約50拠点・80台以上の導入実績があるサービスとして、高い信頼性と導入のしやすさが注目を集めました。
一方、「カチャカ プロ」は、屋内で活躍する小型AGVで、専用の棚とドッキングし、庫内にて物品を搬送する軽量搬送(牽引能力最大30kg)が特徴。最小55cm幅での狭路走行ができ、簡単操作で価格もリーズナブルなので、手軽に導入できます。
これら異なる特性をもつ2種類のロボットを同時に展示したことで、「屋外も屋内も、用途に応じて最適なソリューションを組み合わせて導入できる」という提案の幅広さが、お客様に高く評価されました。
2.自動運転が“みえる”マップと設備連携の展示


本展示では、実際のブース図面をもとに作成した3Dマップを活用し、自動運転の仕組みや運用の流れを可視化。走行ルートや発着点だけでなく、実際の導入現場で使用されるFMSコンソール画面を組み合わせることで、より具体的で現実的な導入イメージを来場者に提供しました。
さらに、ブース内には信号機を設置し、車両との設備連携を実演。現場に存在する一般的な設備とも連携可能であることを示すことで、日常の運用への取り入れやすさや、連携による走行の安全性向上を具体的に伝える展示となりました。
YouTube「TechLIVE by ITmedia」で紹介されました!
毎回恒例!ブース内プレゼン
今回のデモンストレーションでは、自動運転車両と信号機との連携にもご注目ください!
登壇資料にも使用されているeve auto サービスに関する資料DLは <こちら> !
<さいごに…> 展示会を通じて見えた可能性と課題
今回の「ものづくりワールド2025」への出展を通じて、eve autoが持つ“屋外搬送の無人化”のみでなく、拡充性の高さやその独自性に多くの関心が集まりました。一方で、屋外搬送の自動化自体がまだほとんどの業界で「手を付けていない領域」であることから、「どのように安全性を検証していけばよいか分からない」「どのように成果を生み出せるかイメージがつきにくい」といった声も多数寄せられました。
eve autonomyは、こうした現場の声を受け止めながら、導入前シミュレーションや現地トライアルの提案など、実運用に向けた支援も強化してまいります。



屋内外対応無人搬送サービス
『eve auto(イヴ オート)』
「eve auto」は、工場や物流施設などの敷地内の建屋間など、屋外で自動搬送を導入できるパッケージ化されたソリューションです。 高い走破性を持つEVカートと、最先端の自動運転技術を組み合わせた無人搬送車両を中心に、アフターサポートや自動運転保険など、運用に必要な要素をすべてまとめてサブスクリプションサービスとしてご提供しています。 これまで工場や倉庫の屋内で普及しているAGVには対応できなかった屋外の自動搬送を実現します。


小型自律搬送ロボット『カチャカ プロ』 (Preferred Robotics)提供:山善
「カチャカプロ」は、専用の棚とドッキングし、庫内にて物品を搬送する軽量搬送(牽引能力最大30kg)の小型自律搬送ロボットです。最小55cm幅での狭路走行ができ、簡単操作で価格もリーズナブルなので、手軽に導入できます。

ものづくりNEXTセミナー
登壇日時:2025年7月10日(木)16時30分~16時50分
会 場:幕張メッセ内特設会場
タイトル:自動化はここまで来た!屋外対応で広がる搬送システムの可能性と現場のチャレンジ
概 要:
ルート固定や磁気テープに縛られる時代は、もう終わり。“運用もルート変更も柔軟”な屋外対応型の無人搬送サービス「eve auto」の登場により、製造現場の自動化はどこまで進化できるのか――。本セミナーでは、「eve auto」サービスのご紹介とともに、屋外対応という特長を活かした現場での活用方法まで、セールス&マーケティング部 部長・龍が実例とともにご紹介します。

セールス&マーケティング部 部長
龍 健太郎
【略歴】
自動運転サービス、物流支援ロボット、そして宅配ロボットなどの小型ロボットなど、様々な新型ロボットの事業化に取り組み、2023年よりeve autonomyにてeve autoサービスのマーケティングを担当、2025年よりセールス&マーケティング部長。

